ボードステーションに販促デザインは必要?お店の認知度や売上UPに繋げる方法を伝授します!

こんにちは!デザイナーの吉積です。
普段は自販機デザインをしたり、ボードステーションの魅力を伝えるために広報活動をしております。
設置後、どのような反応があったかなどご報告を受けると、デザイナーの私たちも嬉しい気持ちになります。お客様との写真や、メディア掲載の情報提供もすごく嬉しいです!いつもありがとうございます!
さて、ボードステーションといえば「デザインが出来る自動販売機」ですよね。他の競合他社と比較した上で、ボードステーションを選んでくださったのだと思います。デザインが出来るのは他の自販機でも出来るものはありますし、物販は他の自販機でも可能です。今はさまざまな自販機がありますから、ディスプレイ1つにしても色んな種類のものを街中で見かけますよね。
そんな中でボードステーションを選ばれた皆さまはどんなところに魅力を感じられましたか?数ある理由の中でも、きっと多いのは「デザイン性の高さ」ではないでしょうか。お店のコンセプトに合ったデザインだったり、販売する商品そのものをデザインに落とし込んだり、オーナーの趣味全開のデザインだったり…。どれもこれも、とっても魅力的な自販機かと思います。
デザイナーとの打ち合わせで方向性を絞りつつ、完成まで持っていく。難しかったり、楽しかったり、あったと思います。ひとまず設置お疲れ様でした!
でも、設置して満足していませんか?
ちょっとギクッとした方、安心してください。まだ間に合います!
自動販売機というだけあって、「24時間スタッフの代わりに商品を自動で販売してくれる、お店の宣伝をしてくれる」のは良いのですが、商品の内容やお店の情報がこの先ずっと変わらない、なんて方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、ボードステーションのことは一旦置いておいて
中に入れる商品やお店のサービスなどの認知度UPや売上UPに繋げる工夫をお伝えします!
結局はここが大事なので、是非最後までお読みください!!
ボードステーションはあくまで「看板型自販機」
先述したように、ボードステーションは24時間スタッフの代わりに商品を自動で販売してくれる、お店の宣伝をしてくれるとっても素晴らしいデザイン自販機なのですが、それはあくまで土台の話。

ボードステーションを冒険ファンタジーの劇に例えると、背景美術は世界観に合わせてあり、音楽もファンタジーっぽいものが用意されているなど、整った舞台そのものがボードステーションだとします。そこで劇をすればもちろん素敵なものになるはず…なのですが!
そこに立つ登場人物、つまり商品が何の工夫もされていない衣装や小道具で出てきたら、ちょっとガッカリしませんか?
冒険ファンタジーなのに、現代の私服を着た主人公…。異世界転生モノならそれでいいかもしれませんが、それは置いといて。
明らかに「そこはあまり工夫されていない」のが分かってしまうと、観客の興味はすぐ削がれてしまう可能性があります。これはとてももったいないことですね。
つまり、ボードステーションという舞台が整った今、次にやるべきは「登場人物にこだわること」なのです。
登場人物を登場人物たらしめる「衣装=パッケージ」
ただ服を着せるだけだと衣装の意味がありません。大事なのは、キャラクターに合わせた衣装を着せることなんです。


商品も、ただそれっぽいパッケージにするのではなく、商品の魅力を引き出したものであれば見栄えが良くなりますし、しっかりしたお店なんだなと思ってもらえます。
もちろんパッケージは費用がかかるので、出来れば費用を抑えたい!という方も当然いらっしゃるでしょう。
そんな方にお勧めなのが、ラベルです。既存の箱や容器に貼るだけなので、かなり費用を抑えることが可能です!

これらの画像を見ていただくと分かるように、明らかにパッケージやラベルがある商品の方に目が行きますし、きっと手に取るならこっちだと思います。インパクトのある商品名の場合や面白いキャッチコピーの場合は、少し立ち止まって読む方もいらっしゃるのではないでしょうか。
つまり、商品に合わせた衣装を着せてあげるだけで、商品の認知度UP・売上UP両方に貢献できるのです。
これはやってみない手はないですね!
登場人物の解像度を上げる「小道具=ポップ」
さて、衣装にこだわったら、次は解像度を上げましょう。
解像度を上げる、というのはつまり、対象のモノや人物をことをよりクリアに表現する、ということです。ドットの粗いゲームから解像度の高いゲームになるようなものなのですが、現実は8bitでも72dpiでも4Kでもないので、課金や設定をすればいいというわけではありません。先ほどの劇の例えで分かりやすく説明しましょう。

小道具を持たせている方は登場人物の情報がより伝わってきませんか?
例えばこの図で言うと、”それっぽい服”を着ているキャラクターに「弓」「矢」「グローブ」をつけることで、観客に「このキャラクターは弓矢を使って戦うんだろうな」と容易に伝えられます。
自販機に商品を並べた時も同じように、商品の解像度を上げることができます。
小道具、つまりポップを商品に持たせることで、「その商品が一体どういうものなのか?」「誰に向いているものなのか?」「食べると(使用すると)どうなるのか」などが伝わりやすくなります。
シンプルに商品の宣伝でも良いですが、もし可能であれば「消費者としての目線」で書くとより読んでもらいやすくなります。実際に使ってみた感想や、食品であれば食べてみてどうだったかなどの「スタッフからの口コミ」があると、より興味を持って読んでもらます。

このように、ポップがあるのと無いのでは見栄えや情報量が大きく違いますね。
ポップは商品のパッケージでは分からない情報なども伝えることができるので、とても優秀なアイテムです。
ポップ以外にも、中身が分からない商品や、なまものなどディスプレイできないものは写真を使うのもおすすめです。
また、単純に目を惹くという意味でフィギュアなどで飾りつけするのもおすすめです!
珈琲豆を販売しているお客様で、商品の台を珈琲豆で埋めておしゃれさを演出される方もよく見かけます。
ディスプレイをお店らしく飾り付けて、売上UPに繋げましょう✨
劇をより多くの人に知ってもらう「宣伝=チラシ、のぼり、SNS」
さて、衣装にもこだわり小道具も完璧な劇が出来上がりました。これで完成、と言いたいところですが、ここからさらにやるべきことがあります。
それは宣伝です!
どれだけ完成度の高い劇が出来たとしても、その存在を知ってもらえなければ観客は来ませんよね。
ボードステーションもそうです。
見た目が完璧、販売している商品やポップも完璧に準備したとして、それだけでお客様が次々に買いに来るということは基本的にありません。
先ほどお伝えした通り、ボードステーションはあくまで「看板型自販機」なのです。
オーナーがやるべきは、さまざまな宣伝方法でそのボードステーションを広く認知させること!
宣伝の方法はいろいろあります。チラシ、ポスター、のぼり、リーフレット、ダイレクトメール、ネット広告やSNSなど…誰に見てもらいたいか、どのような情報を伝えたいかによって使い分けるのが良いです。

例えばこれがスイーツ屋のボードステーションで、「新しく設置することになったから、存在を周知したい」という目的で宣伝を行うとします。
①通行人や近所の方の目に留まるようなものを置いて、興味を惹きたい
→自販機の近くにのぼりを設置して、少し遠くからでも何が販売されているか分かるようにする
②地域の方に、スイーツが買える自販機を設置したことを周知したい
→チラシの配布・ポスティングをして、集客が出来る範囲内で自販機の存在を知らせる
③ネット上で、話題性のある物販自販機をうちにも設置したということを打ち出したい
→SNSでハッシュタグをつけて、たくさんの写真や動画付きで設置のお知らせ投稿をする
こうすれば、お店に関心を持ってもらえそうな情報が、既存客や見込み客に届く宣伝ができます。
デザインの力を活かして、お店をレベルアップしましょう
やることは分かりましたね!
ただ、手書きのポップやSNSは自分で出来るにしても、チラシやのぼりなどはデザインや印刷をする必要がありますよね。
そこで思い出していただきたいのが、我々ボードステーションのデザイナーです!
一緒にお店や商品に合わせてデザインをして、デザインデータは手元にありますし、何よりオーナーの想いをしっかりとヒアリングしているので、誰よりも統一感の取れたデザインをご提案することが出来る存在なのです。
お客様とデザイナーはいわばパートナー。お店や商品のことを消費者に届けたいという想いを胸に、引き続き制作のお手伝いをさせていただきたいのです!
「そんなこと言って、本当は仕事が欲しいだけなんでしょ?」
とお思いのそこのアナタ。惜しいです!
私たちデザイナーは、お客様の想いをカタチにすることがやりがいであり、それが結果的に仕事になっているのです。
ボードステーションを設置するだけして、その後はあまり活用されていないと感じることが何度もありました。それって本当にとてももったいないことなんです。せっかくなら、ボードステーションに合わせたプロモーションを行って、お客さんが増えてほしい!認知度向上してほしい!そういう想いで常にデザインをしています。
まずは相談してください!お悩みや、展望など、なんでも良いです。
デザイナーじゃなくて、営業マンが気に入っている方は営業マンに相談でも構いません。
私たちボードステーションチームは、設置後のお店の運用もお手伝いいたします!
是非お問い合わせよりご連絡ください。皆様からのご連絡、お待ちしております♪
まとめ
②物販商品のパッケージやラベルにこだわって認知度&売上UP!
④チラシやのぼり、SNSなどターゲット層に合わせて宣伝を行う!
いかがでしたか?
「販促デザインって必要なのかな」と思っている方もきっと前向きに考えられるような内容だったと思います。
せっかく設置したボードステーション。活かさない手はありません!早めに行動することでコスパも高くなります♪是非ご相談ください!
